相続した不動産を売却しないと発生するリスク

ここでは相続によって取得した不動産を売却しないとどのようなリスクがあるのかを解説しています。

相続不動産を所有したまま何もしないリスクとは

相続した不動産をどうするかについてはそのまま住み続けることもできますし、所有したまま賃貸に出したり売却しなくてもいろいろ方法は考えられます。何らか資産を活用するためのアクションを起こせばよいのですが、一番やってはいけないのが所有したまま何もせずに放置することです。

なぜなら以下のようなリスクを抱えることになるからです。不動産を相続したらできるだけ早く行動することが大切です。

1.資産価値の低下

バブルの時ならいざ知らず不動産は時間の経過とともに資産価値は低下していきます。相続した不動産が建物の場合、すでに古いケースが多いですし誰も住まないまま放置していくと痛みが加速して評価額は落ちる一方になります。早く売却するなら、不動産会社が直接買い主になる「買い取りでの売却」の方が仲介で売り主を探すよりも一般的に早く売却が可能です。

2.固定資産税がかかる

当然のことですが不動産は所有しているだけで固定資産税が課税されます。税率は固定資産税評価額の1.4%ですので評価額4,000万円の不動産なら毎年56万円を納税しなければなりません。その他、維持管理費も必要になりお金が出ていくだけになります。

したがって相続した不動産は使用目的が決まるまでしばらく放置しておこうというのは危険です。売却も含め有効な資産活用方法を早急に不動産会社と相談すべきなのです。

売却する場合はきちんとステップを踏んで進める必要があるので大まかな流れを掴んでおくことが必要です。

知っておきたい相続不動産の売却について

相続した不動産の売却について、基本的に知っておきた手続きの流れや、売却時の費用などについてまとめています。

相続からの不動産売却手続きの流れ

不動産を相続したら最初にやるべき手続きは相続登記です。期限は特に決められていませんが相続登記をして不動産の名義変更をしないと売却することはできません。その後、査定をしてもらい買主を見つけて売却するという流れは一般的な不動産同じです。

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不動産相続時と相続不動産売却時の費用

不動産を相続すると相続登記する際に費用がかかります。これを弁護士や司法書士などの専門家に依頼した場合は別途費用が発生します。相続不動産売却が決まると不動産会社に仲介手数料を支払います。また売却することで得た利益に対し不動産譲渡所得税が課せられます。

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相続不動産の売却

親などから相続した不動産を売却する際、はじめに行う手続きが「名義変更」です。不動産は名義人と所有者がそれぞれ異なっていると売却することができないため、親名義の不動産については、相続人となる家族全員で遺産分割協議などを行って名義を変更しなければなりません。また、何らかの事情によって不動産の相続放棄を行う際には、放棄をした人に「管理者責任」が発生することも、留意しておきたいポイントとなります。

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