相続からの不動産売却手続きの流れ

ここでは相続した家や土地などの不動産を売却する際の手続きの流れや依頼先について解説しています。

相続した不動産を売却するには、様々な手続きや契約が必要になります

親族が亡くなって相続する財産の中には現金だけでなく家や土地などの不動産も対象となります。ある日突然、不動産を相続と言われてもどうしてよいかよくからないという方もいるのではないでしょうか。

そこで不動産の相続から売却までの流れを整理してみました。自分で手続などを行わなくても流れを知っておくと慌てなくてすみますので必ず押さえておいてください。

1.相続登記を行う

不動産を相続することが決まったらまず相続登記を行います。不動産の名義が故人のままだと売却することができないので自分の名義に変更しなければいけません。

相続登記はいつまでに行わなければならないと法的に期限が定められているわけではないので急ぐことはないですが、不動産を売却するためには必ず必要となる手続きであることは理解しておきましょう。

相続登記は自分で行うこともできますが、不動産の種類によっては手続きが複雑になりますので多忙で対応できないという場合には、弁護士や司法書士などの専門家に依頼するとよいでしょう。


2.物件の査定を依頼する

相続登記が完了したら、その後の不動産売却については普通に売却するのと特に変わりはありません。売却対象の物件に関する資料を用意して不動産会社に査定を依頼します。

ほとんどの場合、査定は無料で行ってもらえるはずです。この時、重要なのは複数の不動産会社に査定してもらうことです。どの点をどう評価するかは会社によって違うからです。

少しでも早く現金化しようと1社だけで決めてしまうと後からもっと高く売れたのにということになりかねません。自分なりに相場を調べておくと判断基準ができるので売却が進めやすくなります。


3.媒介契約・売却活動開始

不動産の買主を見つけるため、売却を依頼する不動産会社を選定し媒介契約を結びます。契約後に売却する価格を決定して不動産の売却活動がスタートします。

この時、複数の不動産会社と契約を締結する一般媒介契約と1つの不動産会社と契約する専任媒介契約、自分で探すことも不可の専属専任媒介契約があります。専任媒介契約は他社の媒介により成約したときは違約金が発生します。

どちらが良いとは一概には言えませんが、専任媒介契約の方が不動産会社は思い切って広告費をかけて売却活動ができます。一般媒介契約だと間口が広げられるので複数社の状況を判断しながら売却活動ができます。

また、この契約は仲介で売り主を探す売却の場合のみです。買取での売却はこの手続は不要です。そのため、売却を急いでいる場合は、不動産会社が直接買い取る「買い取り」での売却を検討した方がいいでしょう。査定価格や売却価格の違いはありますが、誤差の少ない査定額と、売却までのスピードという点では買い取りで売却した方が相続物件の売却などには適していると言えます。

参考ページ:売却における買取と仲介の違い・それぞれの流れ


4.売買契約を締結

買取での売却は契約先は不動産会社になります。不動産会社の提示した買取価格に納得したら不動産売買契約を結びます。

また、仲介での売却では、購入希望者が現れると物件の内覧や交渉が行われます。売却は相手がいることですので値引きも発生し必ずしも希望売却価格で売れるとは限りません。

売主と買主の両者が納得する売買金額で売買契約を締結します。不動産会社が間に入って交渉してもらえますが、当然ながら契約締結まで達しないこともあります。

物件価値を上げるためにリフォームを行うこともありますが、あまりリフォームにお金をかけすぎるとマイナスになってしまうこともあるので不動産会社とよく相談することをオススメします。


5.決済・物件の引き渡し

売買契約を締結する際には買主から手付金が支払われることになりますが、解約になるリスクを避けるため、できれば売買契約を結ぶ前に買主の住宅ローンの仮審査の通過状況を確認しておきましょう。

売買契約締結後2~3週間程度で決済され物件を引き渡すことになります。ここまでが不動産売却までの大まかな流れですが、売却活動は不動産会社が行うので売主としては特に面倒な手続きを行うことはありません。

信頼できるパートナーとしての不動産会社を見つけることがスムーズに売却を進めるためのカギになります。

相続物件を早く現金化する方法

相続不動産の売却の流れは一般の不動産と変わることはないのですが、相続という事情から売れるまで長期間待てないこともあります。

不動産会社の中には媒介契約で売却活動をしても売買が成立しなかった場合に買取保証制度を用意している場合もありますが、さらに急ぐ場合には最初から不動産買取りを依頼した方が決済が早くなります。

媒介契約の場合はどうしても買主を見つける期間が必要で、無事に見つけられても住宅ローンの手続きや売買契約の締結、決済まで3ヶ月から半年は最低でもかかってしまいます。

不動産会社が直接買い取る場合なら売主が買取金額に納得すれば、最短1週間程度で決済することも不可能ではありません。

また売買仲介で買主を見つけると仲介手数料が発生しますが、不動産の直接買取りの場合はこれがありません。したがって相続物件で現金化を急ぐ場合は買取というのも有効な選択肢の一つとなります。

藤沢エリアで相続物件の買い取り査定を頼める不動産会社

相続物件売却の相談はどこにすればいいか

不動産をできるだけ良い条件で売却する場合は仲介にしても買取にしても、いかに信頼できる不動産会社を見つけるかが重要です。

もちろん物件に関する資料を用意して所有物件の魅力をきちんと伝えることは必要ですが、適正価格で迅速に査定してもらえるのかどうかは不動産会社の力も影響します。

全国展開している大手の不動産会社は企業としての安定感はありますが、査定力においては必ずしも高いとは言えません。浅く広く情報を豊富に持っていますが特定の地域の深い事情までは熟知していないことが多いからです。

その点においては中小でも地域密着型の不動産会社の方が優れていると考えられます。特にその地で長年営業を続けてきた不動産会社は地域の特性を知り尽くしており、地元のネットワークも強く、相当の力があると見てよいでしょう。地域のことをよく知っているからこそ本当の物件の価値を見出し正しい査定ができるのです。

また相続不動産の場合は特に仲介だけでなく買取にも対応できる柔軟性を持った不動産会社の方が安心です。

藤沢エリアで相続物件売却を相談できる不動産会社はここ